「…もう無理」



なんとかHRが終わって、

机にふせて疲れた体を休ませる。



「榎本さーん!8組の人が呼んでる!」


ん?誰だ。知り合いいたっけ?



「うん、わかったー!」



教室のドアの近くにいた人を見て、

私はハッとした。