「じ、じゃあ、お言葉に甘えて…お願いします…」 「そんなかしこまらなくても」 ハハッと笑うと爽汰くんは歩き出す。 「榎本さんのクラスの出し物なに?」 「メイド喫茶だよ〜。爽汰くんは?」 そう。 私のクラスはメイド喫茶に決まった。 メイド喫茶って言っても男子は執事服なんだけどね。 「お化け屋敷かなー、部活はお好み焼き!」 「えぇ!!両立大変そう…」