「榎本さーん、行こっ♪」 うっ。神崎さん…。 あれから何度か委員会はあったけど、 未だに気まずいのには変わりなくて。 「うん…、行こう」 準備して神崎さんと廊下を歩く。 「そうだ!榎本さんに相談があるんだ♪」 「うん…?」 「文化祭に渚に告白しようと思うんだけどどう思う?」 ーードクンッ 大きく脈を打つ。 告白、するんだ。 そしたら2人は……… 「榎本さん、聞いてる?」