自分の気持ち、か。




窓の近くで楽しく話してる渚と神崎さんを遠くから眺める。




何度見てもすっごくお似合いで。



渚も楽しそうに笑ってて……




…なに少し落ち込んでるんだ私。


別に渚と神崎さんがお似合いだろうが私には全然関係ないし！！！




ズキズキ痛む胸をぎゅっと掴んだ。




“自分の気持ちに素直にならないと取り返しのつかないことになるからね？”




…自分の気持ちなんてわかんないよ…