「渚の隣だぁ!!よろしくねっ♪」



「あーよろしく」




窓側の席で、神崎さんと渚が楽しそうに話している。




あの日から数日経ち、今日は席替え。



渚の席は窓側の前から2番目。

私の席は廊下側の一番後ろ。




……そう。



中学からずっと隣だった渚と席が離れた。