声の主は爽汰くんで。 その隣には高橋くん。 着いた場所は河原で周りも結構人がにぎわってる。 「あっさくらちゃんだ!!浴衣ちょー似合ってるよ♡」 「相変わらず高橋くんはチャラいね…」 「榎本さん、隣座んなよ」 爽汰くんはポンポンっと隣を叩く。 「あ、じゃあ…」 爽汰くんの隣に座れば、 なぜか渚も私の隣に座った。 爽汰くんと渚に挟まれる形。 横目で右隣をみれば、 なぜか仏頂面の渚。 左隣をみれば、 いつもどおり爽やか笑顔の爽汰くん。 …なんかものすごく気まずいんだけど!?