初恋とコーヒー



「ま、まだはまだなの……」


と、アイは顔を更に赤くして言う


「え、えぇー!?」


「な、なによ!恥ずかしいんだからね!」


「だって、あたしわかんないもん!」


「そのうちわかるから!もう問い詰めないでよぉ……!」


アイは困ったように言う



あたし達は、笑いながら登校する



「……ねぇ、これって遅刻したりしないよね?」


「あ……まだ大丈夫」