初恋とコーヒー



「鈴葉、やっと恋愛に興味を持ったんだね……!」


アイは、まるで自分のことのかのように喜ぶ


「うん……」


「これからステキな恋、しようね!」


「ありがとう……アイ」


あたし達は路上なのにも関わらず、2人で抱きしめあった


アイのぬくもりが体に染みる


……嬉しい


こんなにも喜んでくれるなんて―――……