初恋とコーヒー



藤原くんだし……


藤原くんは、少し机から身を乗り出して


堂々と立候補していた



「おー藤原か!じゃあ藤原が1人目……っと」


先生は白いチョークで藤原くんの名前を黒板に書いた



「じゃああと2人……」


「はーいはいはい!」




……今度は……藤原くん?


また藤原くんが手を挙げていた



「俺、もう1人は鈴葉がいーです!」


は……??



「ちょっと藤原くん、あたしやりたいなんて一言も……」


「何言ってんだよ鈴葉!俺と一緒にしたいって顔してただろ!?」



藤原くんはあたしの腕を握り、無理やり手を挙げさせた