初恋とコーヒー



……ダメだ、この人会話が出来ない……!



あたしは

「じゃ、あたしアイのとこ行くから……」


と言って、その場を抜け出そうとすると



「ちょーっと、待って!」

と腕を掴まれた



「……は、離して……」


「あのさ、フツーに話したいんだよね!」



「え……あの」




「俺、アンタの事ずっと気になってて!」