「で?鈴葉は恋愛しないのかい?」 アイはワクワクした表情であたしに聞く 「それ、毎日聞いてるね」 「そんな事ない!」 あたしは呆れた顔でそう言うけど、アイは懲りずに 「ねぇ!ねぇ!?」 「い、いないってば……」 寄ってくるアイを押しのけて、あたしは歩く