―――……
「……んぁ」
すごく目覚めの悪い朝
こんなにイヤな気持ちで目覚めたのは、17年間生きてきて初めてかもしれない
「メール……」
あたしはアイにメールを送ったのを思い出して、ケータイのメールを覗く
「やっぱり……来てないか」
メールは来ていなかった
来ないってわかってるけど、少し期待してた
その少しの期待が
あたしの心を傷つける
「……アイが言ってくれるまで待とう」
あたしはそう心に決めた
……言えることを言わない人が
あたしは大嫌いだった
中学の時も、その事がキッカケで
友達から無視されるようになったあたしは
ずっと1人で、中学校生活3年間を過ごしてきた
でも
アイは違った
アイはあたしを信じてくれる……きっと
アイからもらったものは計り知れない
友達の大切さ
そばにいる事の幸せ
それに……
アイは
“恋する気持ち”を教えてくれたの―――……
だから今度はあたしが
アイにあげる番
