4時彼~君に捕らわれて~


高校生になっても

背は伸び続けた。

もともと中性的な顔立ちだった事もあり


周りの女子からは憧れと好意の目で見られ


男子からは友情の目と

時より敵意の目で見られるようになっていた。





女の子として見られていない。



気づいていた。

傷ついている自分がいる事も。


女の子として見てほしい。


でも………

作り笑いをする。

これ以上傷を広げたくなくて。


そして

何度も繰り返せば



その事にもう期待する事もなくなっていた。




痛みに慣れてしまえば

傷ついた事もなかった事に出来る。



そう思っていた…………



彼に会うまでは。