ココロリズム

私は気付いていたんだ、この気持ちに。


でも、私は知らなかった。



この恋がこれからどんな方向に向かってゆくのか。



―――兄貴。

―――私はただあなたを見ていられるだけで良かったの。



この恋がどんなものなのかも。




―――あなただけを見ていたかったの。




この恋がどんなに恐ろしいものなのかさえも
知らなかった。



―――ずっと。