楕円の恋。

助かった〜

私はどっと疲れた。

『涼ちゃん、影山君と何話してたの?』

ゴールデンシートから圭子ちゃんが来た。

私は正直に授業中助けてもらった事、片桐先輩をずっと見てたことがバレた事を圭子ちゃんに話した。

『あははー。どんだけ見てたの〜。だから当てられたときちょっとおかしかったんだ』

圭子ちゃんは手を叩きながら笑った。

『その話お弁当の時ゆっくり聞くね』

圭子ちゃんはまたゴールデンシートへと戻って行った。

その後ちょっとして、影山君がニヤニヤして戻ってきた。

私はそれを無視するように次の数学の教科書を引き出しから出した。