なんで…
なんで、あたし遊園地に来てるの?
あたしは、はっきり言ったよ…
ほんの数時間前
「輝一君…なんて言ったらいいか… あたし昨日の事は覚えてなくて…ごめん…だから…」
「僕はちゃんと覚えてますよ❣なんなら思い出させてあげましょうか?」
「え?どうやって?」
「そりゃーベットの中で、ですよ?」と、楽しそうに言う輝一君。
はぁ…ベットね…
「輝一君、はっきり言う!輝一君と付き合えない!」
「どうしてですか?こまめちゃん、いまは恋人居ないって言ってたじゃないですか?募集中だって」
ええ、言いました
言いましたが、あたしの中で歳下は無い。
「あたしね?30歳なの!三十路女なのよ?!輝一君とは歳が離れすぎてる。君ならもっと可愛い子見つかるからさ?」
三十路女には後が無いのよ!
なんの資格も取り柄もない女が、この社会で生きていくには厳しい。ましてや、あの怪しい会社にいつ迄居られるかも分からない。
そんな状態で、独身を貫く勇気は…
あたしには無い!
だから真剣に結婚相手を探さないと
「僕はこまめちゃんが好きなんです!だから、こまめちゃんも僕の事、きっと好きになります」
どんな根拠があって言ってるのか分からないが、輝一君に試してみて下さい。と、言われてデートしているのだ。
しかし、真っ昼間にデートって
学生の時以来だし
ましてや遊園地デートなんて
高校の時以来だわ…
なんで、あたし遊園地に来てるの?
あたしは、はっきり言ったよ…
ほんの数時間前
「輝一君…なんて言ったらいいか… あたし昨日の事は覚えてなくて…ごめん…だから…」
「僕はちゃんと覚えてますよ❣なんなら思い出させてあげましょうか?」
「え?どうやって?」
「そりゃーベットの中で、ですよ?」と、楽しそうに言う輝一君。
はぁ…ベットね…
「輝一君、はっきり言う!輝一君と付き合えない!」
「どうしてですか?こまめちゃん、いまは恋人居ないって言ってたじゃないですか?募集中だって」
ええ、言いました
言いましたが、あたしの中で歳下は無い。
「あたしね?30歳なの!三十路女なのよ?!輝一君とは歳が離れすぎてる。君ならもっと可愛い子見つかるからさ?」
三十路女には後が無いのよ!
なんの資格も取り柄もない女が、この社会で生きていくには厳しい。ましてや、あの怪しい会社にいつ迄居られるかも分からない。
そんな状態で、独身を貫く勇気は…
あたしには無い!
だから真剣に結婚相手を探さないと
「僕はこまめちゃんが好きなんです!だから、こまめちゃんも僕の事、きっと好きになります」
どんな根拠があって言ってるのか分からないが、輝一君に試してみて下さい。と、言われてデートしているのだ。
しかし、真っ昼間にデートって
学生の時以来だし
ましてや遊園地デートなんて
高校の時以来だわ…

