「ご馳走様。今度来る時はお祝い持ってくるからね?」
次にお邪魔する時は、小鈴の出産祝いと小鉄の誕生日のお祝いと重なる頃だろう。
「アズキ、もっと顔出しに来いよ?小鈴の話し相手になってやってくれ」
大きくなってきたお腹を抱えて、小さな小鉄と外出するのは大変だろし、かと言って家に閉じこもってばかりだと、小鈴もストれるがたまる。そんな小鈴を気遣っての先輩の言葉だろう。愛されてる小鈴が羨ましい。
「あたしだって、老後の心配しないといけないんで忙しいんです! 10年後小鉄を食べて良いなら、毎日通ってきますけど?」
「お前それ犯罪だろ!?」と目を丸くして言う先輩、そして「お前は二度と来るな!!」と言われてしまった。
アハハハ
先輩の焦る顔が面白い。
じゃ、またね、と小鉄の頬にチュッとして川井家を後にした。

