「そんなの、私があの人のこと気になってるみたいじゃない!?」 「いや、それは事実だろ……」 由美子にそう指摘されたことが悔しくて頬を膨らます。 ごまかすように、美味しそうに調理された豚肉を口に押し込むとそれにならって由美子もカレーライスを頬張り始めた。 砂川さんが頭の隅にちらついて消えないのは、由美子の言う通り私が彼を気になっているからなのだろうか――。