「あくまで噂だけどね、なんかうちの大学の広告塔として入学したらしいよ」


「広告塔?」




聞き慣れない単語に私は頭上にクエスチョンマークをたくさん浮かべた。


由美子はそんなことは見抜いていたようで、嫌な顔せず続ける。