午前0時、魔法が解けるまで。









「やっぱりわからないよね。」




意味ありげなセリフに私は顔を上げる。

それと同時に手が解放された。



触れ合った部分が、ジリジリと皮膚を焼き付くすように熱かった。




「……あの、どういう意味ですか?」





そっと忘れ物を取り上げると、これ以上彼が私に触れて来ようとする様子はなかった。