病院着のヒモを解いて、脱いだそれでどうにか身体を隠す。 私は見られても特別困ることはないんだけど、逢坂くんに失礼だ。 彼の視界から見て私の素肌が見えないように細心の注意を払いながら用意されていたTシャツを頭からかぶり、袖を通す。 「これ、逢坂くんの私物ですか?」 「ああ」 少し大きめのジャージのズボンを、狭い空間でどうにか履きながら私は小さくつぶやいた。