午前0時、魔法が解けるまで。







「やめて……!」



抵抗しようにも男が足に馬乗りになっていて、もう1人の男に背中を踏み付けられているためもがくことしかできない。



誰か助けて。


誰か――



「おい、そいつ離せ」



美香の悲痛な叫び声が聞こえたかと思えば、視界が急に明るくなって私は思わず目をつむった。



「砂川さん……?」