「は、はい。……いいですよ」 「え、本当?」 思ってもみなかった返事だったのか、いつもの上品で落ち着いた声音とは違い、歳相応の反応を見せた砂川さん。 握られている手だとかデートだとかよりも、そちらの方にびっくりしてしまって私は固まってしまった。