青春ツインズ

それから1週間たったある日の放課後、喫茶店に悠良がやってきた。

「い、いらっしゃいませ。。」

私は希唯に彼氏かどうか聞かれたお陰でだいぶ話しにくくなった。私はこいつのことは全然好きではないのに。

なのに話し出すとなぜか止まらなくなってしまう。どうしてだろう。まだ私はその答えを見つけられずにいた。

『きぃたん、今日のバイト何時に終わるの?』

急に聞かれたので結構驚いてしまった。
「え、今日は8時に終わる!」
私は嘘がつけない性格なのか、好きでもないやつに自分の勤務終了時刻まで言ってしまったのだ。

あー。













バイト終了後になるまで悠良はずっと待っていてくれた。……わざわざ待つ必要なんてあったのかな?




「あ、あの寺島君……」
そう声をかけたとき、悠良はとても嬉しそうな顔をして言った。
『中村!コスプレなんでも似合うな!なんで学校でも前髪留めないの?メガネはずさいの??』

「え、そんな事言われても……」

だって、私のことがバレたらいろいろ騒ぎ出しそうだからな。。しかもコスプレ喫茶で働いてるなんて。