風に吹かれたあの日の空は


どこか切なかった


私は自転車を思いっ切り


漕いで 漕いで。


そんな空を


感じて 仰いで


汗いっぱいになった


びしょ濡れのTシャツを


風で乾かすかのように


わたしはその先も


ずっとずっと


自転車を漕いで


未来を漕いで


どこまでも走っていくんだ