「つーことで、美希ちゃんの笑ってる顔を見たら安心してため息が出ちゃったってこと!」
そっか。そういう意味のため息だったのか。
私ってばてっきり、なに笑ってんだよ的なため息かと思っちゃった。
「よかったのは私もだよ。
天道君が見とれちゃうような笑顔で、私のこと…その、か、可愛いなんて言うから…
どうしていいかわからなくなっちゃって………。
思わず逃げちゃったの。ごめんね」
素直な気持ちで話すと、天道君はまた軽く目を見開いて、今度は左手で口元を押さえながら視線を外した。
???
おまけに
「美希ちゃんって、ある意味天然だな」
って言われて、余計に?が増えた。



