*
ひとつ前の種目のスゥエーデンリレーが終わり、グラウンドに入場する。
隣をふ、と見ると。
『あれ、光希じゃん?』
『浅野?』
8組の浅野翔太がいた。
コイツも現役バスケ部で、中学校のときに何度か対戦したことがあるよしみで顔見知りだ。
臨海のときもなぜか、一緒にBBQすることになったし。
俺の隣にいるってことは、8組のアンカーは浅野、ってことか。
所定の位置について、足首を回したり、軽くウォームアップをしていると、浅野が声を掛けてきた。
『なぁ、』
俺の知るいつもの浅野の声より少し堅くて、違和感を覚えたのも束の間で。
『俺さ、ひまりちゃんのこと好きなんだけど』
ここに来てまで聞くとは思っていなかった名前を浅野が口にして、思わず俺は肩を揺らした。
だからって、何も無いけれど。
『………なんでそれ、俺に言うわけ?』
思ったままの疑問が口をついて出た。
ひとつ前の種目のスゥエーデンリレーが終わり、グラウンドに入場する。
隣をふ、と見ると。
『あれ、光希じゃん?』
『浅野?』
8組の浅野翔太がいた。
コイツも現役バスケ部で、中学校のときに何度か対戦したことがあるよしみで顔見知りだ。
臨海のときもなぜか、一緒にBBQすることになったし。
俺の隣にいるってことは、8組のアンカーは浅野、ってことか。
所定の位置について、足首を回したり、軽くウォームアップをしていると、浅野が声を掛けてきた。
『なぁ、』
俺の知るいつもの浅野の声より少し堅くて、違和感を覚えたのも束の間で。
『俺さ、ひまりちゃんのこと好きなんだけど』
ここに来てまで聞くとは思っていなかった名前を浅野が口にして、思わず俺は肩を揺らした。
だからって、何も無いけれど。
『………なんでそれ、俺に言うわけ?』
思ったままの疑問が口をついて出た。



