「いや、俺らの中ではお前、寝てる設定だったし。」

「・・・た、確かに・・・。」

言い返す言葉が見つからない。

「まだあるぞ。」

今度は翔が言った。

「人を好きになって何が悪い。」

「いや、翔、悪いとかじゃなくてそれ以前の・・・。」

そこをあずさが遮る。

「人を好きになるのに時期は関係ないぞ。」

その後に翔がニヤリとしてこう言い放った。

「結局は華、お前、恋愛した事ないだろ?」

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・・・痛いところを突く奴だ。今度も言い返す言葉が見つからない。

「恋愛した事・・・ない!!ないですけど!!それがなにか!!!!」

開き直ってみることにした。

それでも2人はいたって真面目な顔で私に言った。