「翔、馬鹿かお前。抱えるなら抱えるでちゃんと持っとけよ。このマヌケ。」
こんな口が悪いあずさは初めてだ。
「・・・え・・・、いや、俺何もしてないぞ・・・?」
「だったら華が落ちるわけないだろうが!!!」
あずさは狂った様にまくし立てている。
今の私は地面にうつ伏せで、ごろんとなっている様な状態だ。
これ以上翔に怒りの矛先を向けられたくない。
何より私には男共2人に問いただしたい事がある。
そんな思いから私は体をむくりと起こし、その私を見て唖然としている翔とあずさを見つめた。
****
「ねえ。」
もはやホラーだ。
「「お、おう・・・。」」
「どういう事?」
今日は何回この質問を彼らにぶつけてきただろう。
こんな口が悪いあずさは初めてだ。
「・・・え・・・、いや、俺何もしてないぞ・・・?」
「だったら華が落ちるわけないだろうが!!!」
あずさは狂った様にまくし立てている。
今の私は地面にうつ伏せで、ごろんとなっている様な状態だ。
これ以上翔に怒りの矛先を向けられたくない。
何より私には男共2人に問いただしたい事がある。
そんな思いから私は体をむくりと起こし、その私を見て唖然としている翔とあずさを見つめた。
****
「ねえ。」
もはやホラーだ。
「「お、おう・・・。」」
「どういう事?」
今日は何回この質問を彼らにぶつけてきただろう。
