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「隠すなんてそんなことあるかよ。」

あずさの待つ食堂までの道を歩きながら、翔はそう言った。

「え、でも気づいてたんじゃないの?」

「ありえないな。ボディーガードたちの履歴書持ってるの、佐々木さんだし。」

「でも私の職業がボディーガードって知って、なんの察知もしなかったの?」

「ん。」

「・・・バカ?」

「それとはまたちょっと違う。」

「否定しないんだ。」

「・・・。」

和解をし、一応は再会を喜んだものの、まだ腹の虫は収まってない。

「ただいま・・・。」

「おう、おかえり。」