はぁ好きって気づいた途端になんか真生と居るの気まずい……。

私は毎日真生から逃げながら過ごした。

今日はいつに無く寒いなぁ……。

「くしゅっん!!」

ふわっと

何かが私の首を優しく包んだ

「へっ?」

そこには真生が立っていた。

「うげっ」

「うげっとはなんだよお前本当寒がりだよな〜!しかも5月なのに春の暖かさを感じろよw」

「キザじゃんw」

「マフラーありがと」

「別に……」

私は大好きな人から借りたマフラーをぎゅっと握った。