奈々「はーるーかー!!帰らないのー?」

私を探していたのかと、奈々が来た。

「あっ、奈々。今日一緒に帰れない!ごめん」

奈々「えー!?なんでよー!」

奈々は困ったように返事をする。

さとる「ごめん。今日だけはる貸してくれ。」

と、さとる先輩は手を合わせ奈々の方を向いた。

奈々「分かりました。明日にははるを返してくださいね!」

そういって、奈々は帰っていった。

さとる「よし、帰るかな。」

「はい!」

私とさとる先輩はカバンをもって校門を出た。