先輩が好きです

『えーと分かんないです。』

『なんで?』

『本当に分かんないです。それに、私覚えてないんです。』

『え???????』

2人はとても驚いている。

『私、交通事故にあって。昔の記憶がないんです。』

『『え???????』』

先輩も瞬もさらに驚いていた。

『じゃあ、いるか、いないかわからないんだよね。』

センパイは遠慮穿ちに私に聞いてくる。

『はい。』

『まぁあんまり暗くなるなよ。』

暖かい声を瞬はかけてくれた。

『そうそう。でもさ小学校の頃に仲が良かった子とかいないの?』

センパイはきく。

だけど、私は。

『分かんないです。あまり人と関わらなかったので。』

『そっか。』

沈黙が起きた。

『うぅぅぅぅ。』

頭が痛い。なにかが割れるような感じがする。

帰らなきゃ。