ある日の事だった。
私は、クラスの学級委員で、委員会の集まりに来ていた。
委員会を、進めて行くのは、生徒会の仕事。
生徒会のメンバーは、各担当があって、先輩は、学級委員の担当だった。
先生が
『はーい。じゃあ委員会始めるぞ。』
『僕は、学級委員担当の上條翔です。宜しくお願いします。』
『それじゃあ、三役決めます。』
『まず、委員長。誰かいませんか?』
私は、手を挙げた。
私以外誰もいないみたいだ。そしたら、上條先輩が みんなに向かって言った。
『他に誰もいないですか。じゃあ、決定します。』
『良い人は、拍手してください。』
先輩がそういうと、教室中にパチパチと拍手が鳴り響いて決定した。
『えっと、名前と自己紹介をお願いします。』
そう言われて、私は、前に出て自己紹介をした。
『委員長になりました。1-5組の学級委員の有馬雫です。』
『頼りないですが、精一杯頑張りますので宜しくお願いします。』
『はい。じゃあ、有馬雫さんで決定です‼有馬さん前期宜しくね‼』
『はい。』
先輩に言って貰えて嬉しかった。
『はい。じゃあ、次は、副委員長。やってくれる人?』
『はい。』
『えっと、一人しかいないので決定でいいですか?』
『良い人は、拍手してください。』
音は、鳴り響いている。
『じゃあ、自己紹介をお願いします。』
『はい。僕は、1-5組学級委員の芦田瞬と言います。』
『委員長を支えて頑張ります。宜しくお願いします。』
『はい。じゃあ、副委員長は芦田瞬君にやってもらいます。』
『前期宜しくね‼ 』
『はい。』
『書記は、二人の推薦で選んでね。』
私と瞬君は、返事したの。
『はい。』
『とりあえず、今日の委員会は、終わりです。』
『きょうつけ。礼。』
みんなで
『ありがとうございました‼』
『有馬と芦田はちょっと残って下さい。』
『はい。』
『まだ、書記が決まってないから、どっちかに書いてもらいたいんだけどいいかな?』
『じゃあ、俺が書きます。』
『まじで凄い助かるよ。芦田。』
『いえ、こんなのへっちゃらです。』
『ありがとう。書きおわたったら、生徒会室に持って来てもらってもいいかな?』
『はい。分かりました。』
『じゃあ宜しく』
そう言うと、先輩は教室から、出ていってた。
私ずっと先輩を見てた。
先輩が気になった。
もしかして、先輩に一目惚れ?!


