先輩が好きです

『あはははは。あ、お礼はいいから。一つだけ聞かせて‼』

『何ですか?私が答えられる事であれば…。』

『えっと事故にあったのっていつかな?』

さっきよりも遠慮がちに聞いてくる。

『あ、ごめん。言いたくなければ言わなくていいよ。』

『大丈夫です。ちょっと、待って下さい!』

先輩に声をかけ、自分の鞄の中から、日記を取り出した。

『え?なんで?日記?』

『あ、私事故に会うまで日記をつけてたらしいんですよね。』

『へー。』

『だから、書いてない日が事故にあった日なんです。』

『そうなんだぁ!』

センパイはと喋りながら、ページをめくって行く。

あった‼

『そっか。あれから、2年たつんだね。』

私は、独り言のように呟いていた‼

瞬も先輩も不思議そうに見ている。

『センパイ。私が事故にあったのは2年前の2月12日です。』