「えっ」

私がフリーズしてたら瀬賀くんが言う。

「俺、中学の時から木下が好きだったの。

だからさ、もしよかったら…」

恥ずかしそうに目を伏せて。

ほっぺも耳もほんのりピンクで。

ずるいよ、そんなの。

落ちちゃうよ、そんなことされたら。

しかも好きな人に。

「うん、いいよ。

私と付き合ってください。」