律に腕を引っ張られながら、飛鳥たちに案内された場所は、学校からそこまで離れていない場所で、倉庫のような場所だった。

倉庫………か。

倉庫はあまり良い印象を持ち合わせていないんだけどな……。

「ちぃちゃん早くう〜!!」

「あ、うん!」

中に入ると、一階には結構な人数の男の子達がいた。

私たちが入って来たのを見ると、全員息を合わせて挨拶をして来た。