緋鬼⁑鬼龍

それからあっという間に放課後になった。

何か1日が早かったなぁ。

こんなの初めてだ。

鞄に荷物を入れながら、今日1日を振り返る。

振り返るって言っても、殆どが彼らと過ごしてたんだけどね。

「おい。お前も行くか………?」

「え?」

いつの間にか起きていて、帰る身支度を終えていた飛鳥が、突然私に声をかけてきた。

“お前も行くか………?”って何が??

というか、何処に???

「何処に???」

「来てみれば分かりますよ」

「そうそう!行こうぜ!!」

「ちぃちゃん行こお〜!!!」

ち、ちぃちゃん!?

あ、私のことか………。

「別にいいけど………」

「やったあ!!早く行こお!!」