緋鬼⁑鬼龍

「ああ?あー、そういやそんな事言ってたな。…………月島飛鳥だ。別に飛鳥でいい」

飛鳥は、素っ気なくそう言うと、また机に突っ伏した。

「ごめんね。飛鳥、素っ気なくって。こいつ朝弱いんだ」

朝が弱い。

それでさっきから寝てたんだ。

何か起こしちゃって悪かったなぁ。

それから、放課後がくるまで、律と要、香月くんと色々と話をした。

休み時間には校舎の中を案内してもらい、授業中はお喋りをした。

その間ずっと、飛鳥は眠ったままだった。