緋鬼⁑鬼龍

遂には制限時間がきて、私と他2人が残り、計3人が優勝した。

すると、2人は私の所へ真っ直ぐに向かってきた。

「よう!強いな、あんた!!」

「はあ……どうも」

「本当強いね。何かやってる?」

「まあ、合気道と空手を少し………」

「合気道と空手を!?スッゲェなあんた!!」

「なるほど、それであの強さか。あっと、紹介が遅れたね。私は宮郷由梨(みやさとゆり)。よろしく」

「うちは賀美沙里夏(かみさりか)。よろしく〜!!!」

「あ、どうも。氷鉋千郷(ひがのちさと)です」

ご丁寧な2人だなぁ。

私は軽く挨拶をする。

「おお!ひがのん!!」

ん?

「ひ、ひがのん!?」

「あー、ごめんね。こいつ昔っから誰彼構わずにあだ名付けるんだよ」

「そ、そうなんだ………」

変わった人なんだなぁ……。