緋鬼⁑鬼龍

『あー、テステス。えっと、今から喧嘩祭り始めっぞー』

相変わらず凄い棒読み……。

『そんじゃま、先ずは男子から始めるー。女子はその後な。あー、後今年の喧嘩祭りのルールを少し変更する。今回は制限時間を設けることにする。制限時間内までに、最後まで立ってるやつを優勝とするー。以上(ブツッ)』

めっちゃ棒読みで言った後に、唐突にマイクを切った!?

凄い自由奔放さだなぁ………。

「行くか……」

「そうですね。行きましょうか」

「いやっほぉ〜い!僕暴れちゃうもんね〜♪」

「うっしゃあ!!やってやんよ!!」

飛鳥、香月くん、律、要は、気合十分でグラウンドへと出て行く。

大丈夫かなぁ………。

「心配?」

「へ?」

「大丈夫だよあの四人なら……」

「そうそう!心配しすぎだよぉ千郷ちゃん!飛鳥たちは強いから大丈夫だよっ♪」

「夏樹くん……菜奈ちゃん……」

そうだよね。

今私がやるべきことは、心配じゃなくってみんなの応援!

こうして始まった喧嘩祭り。

飛鳥と香月くんと要と律は、凄い速さと力で周りを圧倒していき、遂には千城とあたり、飛鳥とのサシでの勝負に呆気なく千城は負け、飛鳥たち四人だけが勝った。

そして次はいよいよ、女子の喧嘩祭りが始まる。