緋鬼⁑鬼龍

飛鳥と要は、凄いテンションの差をつけながら行った。

飛鳥大丈夫かな??

何か顔が少しだけ赤かった気がするけど………。

「そういえば、要って脚速いの?」

香月くんに聞く。

「あー、すばしっこさはまぁ………。脚は速いっちゃ速いけど…………」

「要はメンバーの中では、遅いほうだ」

いきなり背後から声がしたので、吃驚して飛び退いた。

「!?っ…………夏樹……くん」

「ごめん、吃驚した?驚かすつもりはなかったんだけど………」

「大丈夫大丈夫!!!ちょっと吃驚しただけだから!!」

少しションボリとする夏樹くんを必死になだめる。

「そっか、要ってメンバーの中では遅いほうなんだ………」

「因みに、あたしの方が要より速いよぉ〜!!!」

ひょこっと現れ出た菜々ちゃんは、主張しながら夏樹くんに抱きつく。