「私、山野菜々子。菜々って呼んでね!!!」

「俺は宮坂夏樹。夏樹でいい。よろしく」

山野菜々子、菜々ちゃんと。

宮坂夏樹、夏樹くんは、それぞれ挨拶をしてくれた。

「氷鉋千郷です。よろしく」

私は椅子から立ち上がり、2人に自己紹介をして軽く頭を下げた。

「菜々と夏樹は俺たちとは学校が違うんですよ。なので、普段はココでしか会えませんね。因みに2人は幼馴染で、付き合ってます」

そっかあ。

菜々ちゃんたちは学校違うのか………。

幼馴染で付き合ってるっていいなぁ。

…………ん?

「え!付き合ってる!?」