『駄目だよ、秀香。』

『何故っ?』

『過去は、決して変えてはならないものなんだ。』

ハッとした。
そうだよ。

いかなる理由があろうと、歴史を変えるだなんて、そんな事、駄目。

『でもっ、私のせいで!怜依は!』

『僕はいいんだよ。』

え?
なんで?