「秀香ちゃん!秀香ちゃん!?」

私の身体に、理優ちゃんの手が触れた。

「冷たっ!」

嗚呼。
サヨナラ。

今まで、友達でいてくれて、ありがとう。
君のことは、ずっと、忘れないよ。きっと!

「秀香ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」

もう、既に冷たくなった私を抱きしめた。

理優ちゃん。
ごめんね…………