幼なじみに溺愛されちゃってます!

そしてしほと座席表を見てから自分の席に座った。


でも自分の席にいても、つまらないなぁと思った時にしほが私の席へと来た。


「かれーん、帰りにさ!どっか行こうよ!」


「いいよー、でもどこ行くの?」


「んー、あ!じゃあ入学祝いもかねてカラオケってのはどう?」


「カラオケ!?うん、いいよ!やったー!」


私が嬉しく笑ってそう言うと周りにいた男子がなぜか顔を赤くした。


…ん?


「ねぇしほ。男子の顔が赤くなってるんだけど、どーしたのかな?」


「アンタの笑顔にみんなキュンってなってるんだよ、歌恋は可愛いからさ」


また変なこと言ってるよ。


「なんで可愛いとか言うのかなー、可愛くないのに」



そう言うとしほはなにか言いたげだったけどもう言うのが疲れたのか何も言わなかった。