魔法科高校の十二跡

私たちは外から回って教室に向かおうとすると、そこにも黒武装をした侵入者がいた。




「仕方ないけど、正当防衛てことで」



「はいよ〜〜」




そして、私たちはほぼ同時に魔法を繰り出す。




依からは電気の波が手から流れ出てその流れのまま複数の人間を襲う。


もちろん、電気に耐性のない奴らだからバタバタとすぐに倒れる。







私の方は、霜月家幻黄-ファントム・ジョーヌの名を受け継ぐ、<石化>の魔法。




その魔法にかかった者は、足から頭へと徐々に身動きが取れぬよう固まっていき、最終的に脳の機能は動くが、その他の機能を全て停止させることができる。






そして、目の前には動かなくなった人間が数人。







正直、依と私がいれば大体の敵は
倒せる。
でも、まさか学校を襲ってくるやつがいるとは。
私の自由な学校生活は壊させしない。






敵を蹴散らしながら教室へと辿り着く。
爆破されたのは……




私たちのクラスだった。





そして、そこに人影が。




「おい、何してる?!」



声に驚き黒武装の人間がピクッと動いた。
手元には…あれは、依の予備CAD?




「てっめ…あ、待て!」



そいつは、手に持っていたものを落として窓から飛び降りた。
それに続き依も飛び降り、




「柚乃!教室頼む」



「了解」




飛び降りる依の背中を見つめつつ、
私は焼け焦げた教室の捜索を始めた。