依織は血だらけになっていた。



依織の母親はナイフを右手に持ちその手は血で濡れていた



「なんで…なんで依織なんでこの女が…」


「夏帆危ない離れて刺される」


「刺されていい依織が刺されないなら私が変わりに」




夏帆が依織に覆いかぶさる。




夏帆の背中にナイフが突き刺さる。




「夏帆ッ」



月島と俺は二人から引きはがした。




月島が一発依織の母親を殴って気絶している間に逃げた。