次第に依織があまりにも相手にしないため、夏帆に相手に来てもらいに来るようになった。 それから4人で居ることが普通になった。 依織にちょっかいかけないから敵意もなくなったが夏帆に対する態度が変化しているように思う。 「月島」 「どうした」 いやまだ早いなやめよう。 予定していた夏祭りの浴衣選びしている2人が俺たちから離れているから聞こうと思った。 あまりも夏帆を見ていたから。 通りすがる女性に振り返られても目を向けることなくただ夏帆をまっすぐに見ていた。