家まで知られたため三人で出かけようとすると門の前に月島 彗が居ることがあった。
「せっかくの夏休み邪魔しないでくれる?」
「4人の親睦を深めようよ」
「私たち三人で一つなの入ってこないで」
「そうしてると友達できないよ委員長」
「別にいい」
夏帆と月島 彗のこうしたやり取りが続く。
夏帆はウンザリしてしまいには家から出るときに小麦粉をもってきて月島 彗投げつけた。
「流石に酷いよ」
「依織何言ってるの完璧なストーカーじゃない」
ごもっともだ。
ストーカーで通報されてもコイツはおかしくない。
「ねー?酷いよね。」
咳き込みながら依織に白々しく月島 彗が話しかける。
毎日来て一言も喋れてないのによく来るな。
スポーツやってるとこういった人間に育つのか?

